固定費を削減しよう

暮らし

最近はあらゆるものの物価上昇に伴って、日々の生活費が上がる一方で不安ですよね。
そんな中賃金もあまり上がらず日々節約していかないといけないという状況の人が多いと思います。

将来の為に資産形成をしていこうと考えている方も、
投資や副業をするにもまずは初期コスト(元金)が必要となってきます。

何かとお金が必要、、節約しなきゃ、、、


そのような方向けに日々の生活で見直していける部分を整理していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

   節約したいけど何からやっていいかわからない
   投資、副業をするための元本を確保したい

節約するにはまずは固定費の見直しから

節約や家計の見直しをするにはまずは固定費を見直しましょう

毎月の支出は固定費変動費の2つがあります。
固定費と変動費には以下のようなものが該当します。


変動費はその月によって変動が大きく、予想外のことが多く、見直しするのは難しいです。
それに対して
固定費はその月によって変動幅が少なく、予測も立てやすいため、見直しはしやすいです。

毎月の支出のうち占めている割合から行っても固定費の方が大きいため、
予測がしやすく、支出の割合も多い固定費を削減する方が効率的です。

まずは毎月の固定費を抑えることを考えていきましょう!

それでは固定費を1つずつどういう節約ができるか考えていきましょう。

家賃関係

家賃関係は賃貸の場合と、持ち家の場合の2パターンあると思います。
また、賃貸でも持ち家でも加入していることが多い火災保険も節約できる対象となります。

賃貸

賃貸の場合は、毎月大家さん(管理会社)に払っている家賃を抑えることとなります。
手段としては以下の方法が考えられます。

家賃が安い物件に引越しをする

これは当然ですが、毎月の家賃が安ければ安いほど固定費削減になりますよね。
毎月の収入からご自身の許容範囲の割合の家賃の物件に住んでいると思いますが、
一度見直してもう少し安い物件を検討してみてもいいと思います。

賃貸物件の選定理由としては、職場の近くや、便利な駅周辺、駅から近い物件などがあると思います。
同じ路線でも数駅違ったり、駅から少し離れたりするだけで家賃が下がることもあります。
便利さも重要ですが、長期的に見たコストも考慮し、一度検討しなおしてみるのも大事です
賃貸情報サイトを眺めるだけでも意外といい物件が見つかるかもしれませんよ!

でも引越しすると、結局お金がかかってしまわない?

確かに引越費用も場合によりますが10万前後かかってしまうのは事実です。
ただし、これは一時的な支出なので、長い目(数年スパン)で見れば、家賃を下げて毎月の固定費を抑えた方が節約になります。
(もちろんバンバン引っ越していたら話は別ですが、、、笑)

引越しもさまざまな業者がありますが、安く済ませられる業者を選定することが大事です。
業者によって見積もり金額も変わってくるので、見積は色々な業者にお願いした方が絶対にいいです!

一括見積ができるサイトもありますので、このようなサイトも活用していくことをオススメします!

大家さんと家賃交渉をする

ダメもとでも大家さん(管理会社)に家賃の値下げ交渉をしてみるのも一手段です。
長年住んでいることや、建物の老朽化等を理由に交渉してみてもいいでしょう。
契約の変わり目などが交渉しやすいですね。

持ち家

持ち家の場合は、頭金を払って、毎月のローンの返済をしている方がほとんどだと思います。
この毎月のローンを減らすということを考えることになり、以下のような手段があります。

繰り上げ返済

繰り上げ返済とは借り入れした金額の一部 or 全部を予定より前倒して返済することです。
予定より前倒して返済することにより、繰り上げ返済した金額部分の金利を払わないで済むということです。

繰り上げ返済をした方が金利分を払わないでよくなるので、
もちろんその分がまるまる節約できたことになります。

ただしこれは手元に余剰資金がある人に限った話ですよね。
そんな余裕はないよ!という方は、ローンの見直し、組直しを考えるのがいいです。

ローンの見直し

繰り上げ返済する余裕がない場合はローンを見直すのが効果的です。
不動産ローン借り換えサービスというものがあるので、まずは無料診断、相談だけでもしてみるといいかもしれませんよ!

火災保険の見直し

賃貸の場合は契約時に管理会社と火災保険をセットで契約している場合が多いと思います。
賃貸契約の時に自動で加入するもので、自分で選べるということを考えていない人が多いのではないでしょうか?

管理会社にご自身で火災保険を別途契約できるか確認して、問題ない場合は火災保険を見直すのも毎月の固定費削減につながる可能性があります。
持ち家の場合も同じく火災保険の見直しは効果的です。

火災保険の一括見積がすぐにできるサービスもあるので、ぜひ比較してみてください。
今払っている保険料より安く済むものもあるかもしれませんよ!

水道光熱費

水道光熱費については、水道電気ガスに分けて考えられると思います。

水道

水道は会社を変えるという選択肢がないので、自宅での水道使用量を節約することが必要です。
例えば下記のような工夫で水道使用量を見直してみましょう。

・蛇口に節水用のキャップをつける
 蛇口につけるタイプの節水キャップが市販にあるので、取り付けて水道使用量を抑えられます。
 蛇口以外にもシャワーヘッドは節水用のものが売っているので、取り替えてみるのも効果出来です。

・風呂水の残りを選択に使う
・食器のため洗いをする
 この2つはよく聞きますよね。我が家も実践して節約しています。

電気、ガス

電気、ガス代は日頃の節約はもちろんですが、提供会社を選べるので、
より効果的な電気、ガス会社でお得なプランに契約を見直すのが重要です。

また、セットで加入すると割引を受けられることがあるので要確認です!
例えば電気、ガスをセットで加入すると割引を受けられることもあります。

他には、auやソフトバンクなどの通信事業者も、電気ガス事業に参入しており、
携帯やインターネット回線もセットで契約していると割引やポイントがもらえるプラン
もあります。

このように一人一人に合った会社でお得なプランを選択することで、毎月の料金を抑えることができます。

電気事業者各種の比較を行ってくれるサービスもあるので、使用してみるのもおすすめです。
比較、見積は無料なので、契約しなくてもまずは相談だけでもしてみてください!

電気・ガス会社比較サービス

電気比較会社サービス

どちらも比較した会社に契約すると特典が貰えるキャンペーンをやっているみたいなので、
気に入った供給会社があれば早速契約をしてみるのもいいと思います!

通信費

通信費には携帯代と家庭のインターネット代の2つを考えます。

携帯代

毎月の携帯代の削減方法は格安SIMに乗り換え契約プランの見直しなどが考えられます。

格安SIMに乗り換え

携帯電話の通信キャリアは大手3キャリア(ドコモ,au,ソフトバンク)や
それらのサブブランド、格安SIMなど様々な種類がありますよね。

料金を比較すると、平均月額料金は
大手3キャリアでは9,526円に対し、
サブブランドは5,072円MVNO(格安SIM)は3,889円となっています。(MMD研究所調べ)
サブブランドにするだけでも半額程度、格安SIMにすると半額以下の結果ですね。

この金額の差がご家族分となれば月額かなりの額が節約できますよね!

さらに2019年には契約期間のルールが廃止されて、解約時の違約金が発生しなくなりました。
携帯電話の契約を変更しやすい環境になりましたよね!

大手キャリアのサブブランドや格安SIMだと代表的なものは、
Y!mobile」や「UQモバイル」、「楽天モバイル」などがありますね。

契約プランの見直し

また、契約している会社を変えなくても、契約プラン自体を見直すことも有効です。

よくあるのが通信容量についてです。
大容量プラン(月20GBなど)に契約しているのに、
実際にその容量まで使用していないということがあります。

必要に応じた容量プランを選択することが無駄の節約になりますね!

またオプションサービス(留守番電話サービス、携帯補償サービス等)を見直して、
本当に必要なサービスのみを契約し、不要なサービス分は解約することでその分節約できますよね!

保険系

生命保険や医療保険など様々な種類があって、どの保険を選べばいいか難しいですよね。

また、保険に加入したままで見直しをしていない人が多いのではないでしょうか?

確かに、会社に入社した時に入った団体保険をずっと契約しちゃってるかも、、、

保険は加入したらそれで終わりではありません!
結婚したり、子供が産まれたりと状況は常に変化しますよね?
その時のご自身の状況に応じて保険の内容を定期的にメンテナンスする必要があります。

かくいう私も保険の内容を見直してこなかったので、これを機に考え直そうと思っています。

無料で保険の相談ができるサービスがあるので、このようなサービスを利用するのがいいと思います。
無料相談するだけでもA5ランクのお肉が貰えるキャンペーンをやっていたりするので、まずは相談だけでもしてみましょう!



また、お子さんが産まれる(産まれた)パパ、ママ向けには、
子供の将来のことを考えた妊娠~出産~育児までトータルで保険相談できるサービスもあります。
こちらの記事でご紹介していますので、育児パパ、ママは是非参考にしてみてください!

車は人によっては使用しないので関係ないという場合もあるかもしれません。
ただ、使用している人にとってはかなりの額を年間で払っているので、
固定費削減するためには絶対に考えるべき部分です。

例えばこのような固定費削減の対策が考えられます。

維持費が安い車種にする

これから自動車の購入を考えている方や、乗り換えを考えている方は、
維持費が安い軽自動車を選ぶのも一つの手段です!

軽自動車は、ガソリン代や車検代、重量税等、普通車に比べて安くなっているため、
年間の維持費も安くなります。

自動車保険を見直す

さきほどの保険の見直しと同様にご自身が加入している自動車保険の内容の見直しも重要です。
例えばご自身しか運転しないのに家族分の補償が入っていたり、盗難等の補償に入っていたり、
本当に必要な内容になっているかを見直すことで、月額が安くなる可能性があります。

自動車保険の一括比較見積ができるサイトもありますので、ぜひ利用してみてください!

カーシェアリングを利用する

車を保有しているけど、そもそもそこまで利用していないという方は、
車は手放して、必要な時のみカーシェアリングを使用した方がコスト削減になるでしょう。

サブスクリプションサービス(サブスク)

近年様々なサービスを展開しているサブスクリプションですが、見直し(解約)可能であれば、
一番簡単に効果がでる節約ポイントです。

不要なサービスの見直し

身近なサブスクリプションサービスとして以下のようなものがあります。
もし加入していてあまり使っていないというのであれば、思い切って解約してしまいましょう。

・YouTubeプレミアム
 月額1,180円

・動画配信サービス(Netflix,Hulu,Disney+など)
 月額1,000~1,500円程度

・音楽配信サービス(Spotify,AppleMusic,LINEMusicなど)
 月額1,000円程度

・書籍配信サービス(KindleUnlimited,Audible,コミックシーモアなど)
 月額1,000~1,500円程度

アプリ経由で契約していると高額になっている場合も

これらのサービスはWebサイトから契約した場合アプリ内で契約した場合で料金が違う場合があります。
例えば、YouTubeプレミアムだとWebから契約すると上記の通り月額1,180円ですが、
iOSアプリ内から契約すると月額1,550円となり、同じサービスなのに金額が変わってしまいます。

このようなことが他のサービスでもあるかもしれませんので、
今一度ご自身が契約しているサービスの内容を見直してみてください。

無理なく節約しよう

ここまでで以下の固定費項目をどう節約できるかご紹介しました。

・家賃
・水道光熱費
・通信費
・保険
・車関係
・サブスクリプションサービス

いくら節約手段を理解しても、実践できなきゃ意味がないですよね。

節約のしやすさの難易度順に並べると、個人的には下記の順番かなと思っています。

大事なことはまずは1つでも行動を始めることです!

まずは自分でも簡単にできそうなところからコツコツ始めていきましょう!

まとめ

節約するにはまずは、毎月の固定費が効果的でとても重要です。
固定費は一度見直しするだけでも、その月だけでなく、今後ずっと節約になり積み重なっていきます
その効果はすぐには表れなくても、3年、5年と長期で考えれば、大きな差になってきます。

そのため手を付けるのは早ければ早いほどいいので、これを機に固定費削減を考えてみましょう!

ただ、切り詰めすぎて日々の生活にゆとりがなくなるのは、
いくら将来のためとはいえ、とてもつらいです。
今一度ご検討いただき、自分に合った範囲での固定費削減をしていければいいですね!

(おまけ)浮かせたお金はどうする?

ここまでご説明した固定費の削減策で毎月数千~数万円が浮いたら、そのお金はどうしますか?

節約したんだから貯金をするんじゃないの?

そう考える方も多いですよね。
ただ私は余裕資金ができたら、将来のための資産形成として、投資に回すのがいいと考えています!
浮いたお金で、つみたてNISAや高配当株を購入することで、少しでも資産を増やしていきたいですね。

例えば、月1万円節約できたとして、その1万円をつみたてして利回り5%で運用できれば、
下のグラフの通り、20年間後には元本が240万円に対し410万円まで増やすことができます。
(楽天証券のシミュレーターより)

実際はここまでうまくいかなくても、投資を始めるのは早ければ早いほどいいので、
削減した固定費を投資に回すことは将来の資産を確保する面でもおすすめです。

何より投資は余裕資金で行うのが鉄則です。
現在の生活必要費から切り出して投資するのではなく、
浮かせられたお金を投資に回すというのは、理にかなっていますよね!

投資に関して気になった方がいれば是非、下記の記事も参考にしていただければと思います。

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